彼女の食事の巻
今日は彼女の食事について。
ペットフード業界というのはやくざなもので、何しろ食べる相手は文句を言わない。食いつきさえよければどんな食材を入れてもOK。影響が出るのはどうせ10年後。ペットが病気になってもフードとの因果関係を立証などできやしない・・・。というわけでいろいろなフードが「美味しい!」「愛犬元気!」と飾り立てられ、うそみたいな値段で店頭に並んでいる。
昔、猫のふうたろうの世話をしていたときフードで苦労したことがある。まず猫用ミルクから離乳食へと移行させる時期に「たまごの黄身をまぜて栄養をつけましょう」というペットの本を信じてまぜたら、大変な下痢をおこした。牛乳もそうだが、子猫には分解消化できなかったようだ。次にそろそろ固形が食べられるようになったので、いわゆる普通に店に売っているキャットフード(有名なアレ)を買ってきて与えたところ、いきなり嘔吐しまくった。暗ーいベットの下へいっては小さい体を弓なりにして吐きつづける様は可哀想だった。そこで、店に売っている高いフードであったサイエンスダイエットを与えたところ、ばりばりと食べたのであった。以来、ふうたろうはサイエンスダイエット一本槍(途中から肥満用のライトになった)だった。
この時、獣医に聞いたり、本などで知ったのが、ペットフードの中には大変な粗悪品があり、犬猫がアレルギーになったり、体がおかしくする原因となっているという話である。獣医は何年も前からそれを指摘しているが、即中毒があるなどしない限り、薬品と違って成分や内容を厳しく規制する法がないらしい。例えば人間の食品でも駄菓子やファーストフードのようにそれだけを食べていれば必ず体を壊すものでも販売されている。これは安い食品、粗悪な食品を食べる権利、選ぶ権利が消費者にあるからだ。しかしペットの場合は人間の食品を与える方がよくないとされているので、いきおい単一のフードのみを何年も食べることになり、悪い影響が蓄積される傾向にあるのだ。こうしたペットフードこそ、むしろ製造工程や食材を公開し、厳しい品質規制を行うべきなのだが、そこはそれ、どうせ死ぬのは畜生。ペットを飼わない人には全く関係がないし、なかなか問題視されないのであった。
(不必要な薬を無駄に売る医師がいるように、フードメーカーと提携している獣医もいるしね)
(参考に:フードの業界団体に取材したページです)
ところが最近は値段が高く品質がよい(と言っている)フードが多く出回るようになった。これは小子化が進み、ペットを愛玩動物から家族ととらえる人が増えてきたためだ。マンションに一人暮らしのOLや、小金持ちなのにお子さんがいない夫婦などが小型犬など純血種の犬を買うパターンが多く見られ、彼らはお金を愛犬のために使うのを惜しまないため、人間の健康志向と同じく、より体に良いフードというものが売れるのである。
実際ホームセンターやディスカウントショップに行っても、格安フードと並んでサイエンスダイエットやいくつかのまともなフードを扱っているが、お金持ち用の高級フードはそこにはない。それらは通販で売られている。ペットショップや獣医のところで手軽に手に入る通販本。そこにはペットのファッション(コーディネイト自在の秋冬コレクション)からバッグ、クッション、おもちゃ、光触媒人工観葉樹、アルファウェーブにオーラストーン、はてはWebカメラまで。本当に便利な物から本当にいらん物までステキに紹介してあるのだが、必ず最後の方に高級フードのコーナーがあるのである。
さて、肝心のバリーちゃんのフードだが、最初はサイエンスダイエットが買いやすかったので用意していたが、訓練所を出るときに、アドバンスというものを使っていたと教えてもらった。何でも海外のウォルサムという研究機関で作ったフードを代理店が販売しているらしい。そりゃーもう健康的で大変!とパンフレットには書いてあるが、正直言って高級フードは説明を読んでもよくわからない上に、どれを見ても違いがわからない(オーガニック食品とかと似てる)。ただ、このアドバンスはオーナークラブに登録すると、家まで配達してくれるらしい。粗悪品ではなく、ある程度の品質以上だったら何でもよかったので、値段もサイエンスと変わらないということでこれにした。サンプルです、とグロース(幼犬用)を3キロももらった上に、サービスでリードももらった。
バリー君、ひじょーに食いつきがよく、あせって顔から突っ込むほどにバリバリ食べてます。その後はもう快便。毎回バンバンうんこしてます。一日4回くらい出す。健康的です。体調を崩しているのに食欲だけはあるので安心。

←犬の頭におててマークのアドバンス。上に有名フードメーカーの印があるが、この有名メーカーが中身を作っているわけではないと信じたい。
↓エサ袋の口を留めるパッチン。ねこになっている(笑)。がっちり止まるのでなかなか重宝。西友DAIKのペットコーナーで発見。


↑バリーの体調はよくならず、薬がきれてきたので近所の二軒めの獣医へ。やたら大きい声の男の先生だった。それにしてもこの薬袋のイラスト、こわい。
←バリーの咳は抵抗力不足のせいなのではっきり治る治療法がない。気長に治せとのこと。で、抗生物質、炎症をおさえる錠剤に加えて、マイタケキノコエキスなるものを出してくる。コレがそれ。一日3滴。初診料も薬代もメチャ高かったこの獣医。信用できるか?でも飲ませてみる。しかしキノコねぇ・・・。


↑あやしい者ではありません。私(犬丸)の父です。大の犬好き(しかも甘やかし)なので、ちょっとタッチングをしてもらいました。最初はうかれて甘え暴れていたバリーもタッチングでマズルをつかまえられると「キャン(怖い!)」と一声。その後はガラリと態度が変わり、おとなしくなって従順になりました。高齢者とふれあう経験になたよ。ありがとう父ちゃん。
さ、次回はバリー君の住環境に焦点をあてて朝まで討論しましょう(うそ。討論ありません)。
SEE YOU NEXT DAY !
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