おつかれさま |
画材 ミリペン 色鉛筆 |
この絵はNo.5の絵から大看板を作るというつらい作業を終えた夜に、解放感とともに描きあげた一枚です。看板作りの過程はちぇる君が後述しておりますが、とにかくその広さに呆然としました。そこらのシングルベッドより1まわりは大きい。全面をおおうのに模造紙を三枚使いました。いやぁ死にましたねぇ。その後この看板作りを担当した後輩は「いかに楽に作るか」を考えて作るようになったとさ。さて上の絵ですが適当に描きあげ、展示会の2日目から出品したのですがわりと好評でした。そんなもんですかねえ(笑)。 |
実物。(人物は書きこんだものです。ちょっとコワイ)
これはB0の2倍サイズの大看板でした。まず原画の拡大コピーをつなげて模造紙にトレース。次に、それに色塗り。色を塗った人物と、別に作った文字をカッターで切り抜き、用意した青い色模造紙に貼りつける。最後に、お互いの色模造紙を合体させ、間に満月の絵を貼って完成という長い行程をかけました。(雨対策にサランラップを巻くという作業もあった)これが大変だった!当時私はダブルスクールで夜間の専門学校にいっておりさらに教職過程の授業がみっちりつまった生活をしていました。ふらふらになりながらとうとう1限の漢文をさぼり屋上で描いたのを覚えてます。犬丸は栄養ドリンクと「まるごとバナナ」という生クリームいっぱいのパンというげろい朝飯をくいながら眼もうつろに色を塗っていました。心配して様子を見にきた後輩がただならぬ雰囲気を感じてびびってたのを覚えてます。この苦労のおかげで学食のおばちゃんにもほめられたし、目立ってたし、よかったよかった。しかし、もうちょっと簡単にできんもんやったんやないやろか・・。 |
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